[ 天体憧憬 ]



ぼくらのゆめは　いまだ　とどかず

ぼくらのゆめは　いまだ　かがやかず



この　遠い遠い何処かの果てに

いつの日か届くのだと　信じたことはなかったけれど

それでも明確に　この道の向こうを見つめさせる



いまだ見果てぬ　とおくのキミに



ぼくらのゆめが　いつのひか　キミのひとみにやどり

かみさまのおくによりも　はるか　そのさきに

あのうたを　ひびかせてくれるときが　くることを



いまだ叶わぬ　かなたのキミに



ぼくらのゆめは　いまだ　のぞめず

ぼくらのゆめは　いまだ　ゆらがず



このみちのかなたより

万有の引力をもって　ひきつけてくる　まるで

ねがいのように　いのりのように　ひかりのように









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