[ 解説 ]
[詞]は楽曲用の所謂"歌詞"として書いた文章等です



[ donor ]

去年、とある企画で持ち上がったアルバム用に書いた詞です。
此れは何に影響を受けて書いたか、恐らく解る方には一目で見抜かれて
しまうのではないでしょうか(笑)
書かなければ、と思ってノオトに向かい、一気に全文書き上げた記憶があります。
包帯、血糊、コンクリート打ちっ放しの罅割れた硝子と鉄格子の小部屋、黒猫、
月、不眠症など僕の好むキィワードが此れでもかと詰め込まれております。
登場する「僕」と「キミ」にはモデルがいます。
実在の人物のルックスもやや入っておりますが、此れはヲリヂナル小説の
「閉鎖病棟」に出てくる二人をイメエヂ。
小説の方は何れアップしますので、閲覧可能になり次第併せてご覧下さいませ。

閉ざされた空間でたった二人。此の世の終わり迄。愛し合う二人の片方は正気片方は狂気。
………嗚呼、何て哀しい程に幸せなんでしょう。




[ 人形 ]

此れも去年、[donor]と同様の時期に書きました。
何と申しましょうか。
似非チック椎■林■風味を狙って、見事に目論見が外れた素敵な一品(涙)
エロチカ風を狙ったのですが。解り易過ぎるので歌謡曲風とも言えますかね……
皮膚と内臓と体液と声と体温でしか愛情を確認出来無い子の歌。
でも、其れって普通の事なンじゃないでしょうか。
指一本触れ合えない恋と、心以外の全てが触れ合う交歓。 どちらが幸せなのかを語るのはきっと野暮。
選ぶのは底知れぬ肉欲と、孤独を嫌う魂が同居するイキモノの本能です。

抱き合って抱き合って抱き壊される悦びに掠れた断末魔の悲鳴を上げて。
「貴方だけがいれば其れでイイの」と叫ぶ悦楽はきっと、両脚の狭間に潜んでいます。




[ 遠國 ]











戻ル







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